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ダーリンは12歳年下〜遠恋の果てに〜

第5章 2000年:決断

季節は秋へ移ろうとしていいいた。


あたしはゆうタンの住む群馬県にも足を運んだのです。


ゆうタンが生まれた場所。
ゆうタンが育った場所。


一緒に榛名湖に行ったり、高崎観音を見に行ったり、
大好きなゆうタンと同じ時間を過ごした。


そしてゆうタンと初めての夜。

あたし達は初めて一つになった。






夫に対して罪悪感がなかったわけでもない。
一応、あたしは主婦だし。

でも、もう既にぼろぼろになった夫婦だった。

あたしの心の中を必死になって探しても、『夫婦関係を修復したい』なんて気持をみつける事は不可能だ。



夫がいるの身なのにゆうタンに抱かれるなんて、あたしはいけないことをしている。

…という思いより、


ゆうタンと出会うもうずっと以前から夫に対する気持ちなんて消え失せてるんだもん、たた純粋に大好きなゆうタンに抱かれたい。

そんな思いの方が強かった。


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