テキストサイズ

シアワセ∞経路

第4章 あなたのとなり





早く過ぎて欲しいと願っていた時間も進んで、チャイムが鳴りやっと昼休みになった。






私はお弁当を持って、急ぎ足で階段を駆け上がり屋上へ向かった。






しかし、ドアの鍵が開いていなく外に出れない。





南京錠までしてあるから、勝手に出てはいけないのかな…。





大空先輩もまだ来ていないみたいだし、壁に寄りかかって待つことにした。





窓からほんのり温かい日差しが降り注いでいて、雲を見つけることができないほどの青い空が見える。






とても綺麗な秋空だった。







ストーリーメニュー

TOPTOPへ