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「……言わせるなよ。居場所っていうのは……隣って意味だろ」


大空先輩は私から一瞬目を逸らした。


また恥ずかしがっていそうな彼に、私は気になっていた質問をぶつけてみる。



「じゃあ居場所になるって、どんな関係になるつもりで言ってくれたんですか？……幼馴染だから？」



「いや……、そう言うおまえは何が欲しいの？友達？」



「……そうですね。あ、親友が欲しいかも！でも家族みたいな人もいいですよね。アットホームな感じで！」