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宅急便に気をつけて。

第2章 気になるあの人。





「あ、ごめんなさい」

「いえ、」

お兄さんは床に落ちたボールペンを拾おうと
しゃがみ込んだとき、同時に深く被った帽子が落ちた。


「あ、帽子が…」


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