テキストサイズ

《番犬女》は俺のもの

第10章 見舞い




結局、彼女の見舞いはほんの数分で終わった。


「…俺、いつからゲイになったんだろ」






──…





「馬鹿!そういう意味じゃない!」



幻聴か

茜さんのつっこみが聴こえてきたような。



暇で暇で仕方がないこの夜を、どうすごそうかと考える零であった。








ストーリーメニュー

TOPTOPへ