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二面性*マクガフィン

第3章 学年1位のエリート

『よぉーしっ!!ひっさあああつ!!』

『させねーよっ!w』

『あっ、くそおっw』


雅紀と潤の声が隣の部屋にも響いていた。





その隣の部屋には……


カチャカチャカチャカチャカチャカチャ…

キーボードのタイピングの音が響いていた。


「………………うるさいですね…」

部屋から出てこないなー…と、

2人に言われていた二宮さん。

奥の机でパソコンに触れ、

次から次へと流れる情報を整理していた。


で、その近くのベッドでは……

「…………ンン……オサカ…ナ…」

皆からリーダーと呼ばれる大野さんが

寝言を言いながら寝ていた。


仕事をしている人と、寝ている人……


ゲームしてる部屋と比べると、

こちらのほうがものすごく静かであった。

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