テキストサイズ

その手で触れて確かめて

第5章 小さな恋の物語(O × O)



その頃の窓際の美麗キョウダイたちは…


姉?「ここにする?」


妹?「ねー、ホントにここでご飯食べるの?せっかくの合格祝いなのに?」


姉?「いーじゃん?1度でいいから来てみたかったんだ、ファミレス?」


妹?「(ボソッ)翔が余計なこと言うから…」


姉?「翔が言った言わないは関係ないから!」



ほら、とメニューを手渡す。



妹?「あ!?このケーキ、美味しそう♪」(←何だかんだでノリノリ。)


姉?「スッゴい!!何、これ、このデザートの種類!!」


妹?「あっ!?俺(←え?)、これにしよ♪」


姉?「それ、メインじゃないから!?」


妹?(or弟?)「え〜!」


そこへ、姉?の携帯に着信が。



姉?「うん…分かった。じゃ、気をつけて。」


妹?(弟?)「翔から?おせえ、って言っといてよ!?」


姉?「また、そんな口の聞き方して!翔はお前のお兄ちゃんなんだからな?」(←まさか…?)



そこへ、学校帰りの弟が汗だくで合流。



弟「遅れてごめん。決まった?」


姉?(←まさかの兄?)「ううん、まだ。目移りしちゃって。」


弟「どれどれ?」



と、2人仲良くメニューを覗き込む。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ