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その手で触れて確かめて

第8章 蜜月 〜side A〜 ① (S × O)



智side


下半身を外気に晒されたことで全身の熱が一気に下がり正気に戻ったけど、



今度は翔の目の前で恥ずかしい姿を晒しているという羞恥の熱で頬が赤くなる。



堪らず、膝を内側に折り畳むようにして硬く勃ち上がった中心を隠しながら、


顔を逸らした。



「ふふっ。恥ずかしいの?」


「つっ……!!」



顎を掴まれ顔を正面に向かされる。



「あんま可愛いことしないでよ?」



耳元で囁かれる低い声に全身が総毛立つ。



「あんま可愛いことされると、ほら…」



翔に腕を掴まれ、その中心へと導かれる。



「あ……」


「…分かる?」



やはり、硬く勃ち上がっているのが、布の上からでも分かった。



「だから、あんまり煽んないでね?」


「あ…煽ってなんか…あっ…」



軽く握られただけなのに、


翔の触れた場所が感電したみたいに体が過剰反応する。



翔の顔が下に移動していったと思ったら、



硬く勃ち上がった先端の窪みを舌先で軽く突っつくように刺激してきた。



「やあっ…あっ…あっ…。」



刺激から逃れるようと暴れる俺の腰を掴むと、



翔は雁首の辺りまでを口に含み、軽く歯を立てた。



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