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その手で触れて確かめて

第9章 蜜月 〜side A〜 ② (M × S)



潤side


翔「あっ…やっ…そこばっか…」



翔は白いシャツを羽織るだけの姿で、壁に手をつきながら妖しげに腰を振っていた。



「だって、ここが気持ちいいんだろ?」



さらに抉るように翔のナカを俺のモノで引っ掻き回すと、



翔は、俺の言ったことを肯定するかのように顎をそらし、甘声を洩らす。



翔「あっ…」



翔の腰を支えるように片手で掴みながら、


もう片方の手は翔のモノを扱く。



翔「だ…め…もう…」


「…いいよ。イって。」


翔は、俺の手の中に吐き出し脱力した。


でも、まだ、達していなかった俺は、


翔のナカで激しく抽送を繰り返しつつ、崩れ落ちそうな翔の体を抱え直す。



「翔、ごめん、出るわ…」



言葉とほぼ同じくして翔のナカに吐き出した。



壁を指先で掻きながら、ずるずると翔の体が沈んでゆく。



俺は完全に床に沈んでしまう前に、素早く自身を翔のナカから抜きさって、


意識朦朧と床に横たわる翔の白い双丘から太腿を伝って落ちる白濁を、


肩で息をしながら見ていた。



翔「…満足したか?」


「えっ?」


翔「気持ちよかったか、って聞いてんだけど?」





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