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その手で触れて確かめて

第11章 先輩なオレと後輩なキミ。(S × N)



翔side


智「んー?あ!カズくんと翔ちゃんだぁ♪」



カズくんと翔ちゃんじゃない。



人が来たらどーすんだって!?(↑人のことは言えない。)



しかも、松本くんの膝の上に乗っかって何やってんだよ!?



智「もしかして、翔ちゃんたちもキスしたくて屋上来たの?」


「えっ!?いや…それは…」


智「でも、エッチするんだったらここはダメ!!鍵が閉まるところでやんなきゃ!?」



智くん、何のアドバイスを…?



智「あ!そう言えば翔ちゃん、童貞卒業おめでとう♪」


「あ…いや…その…。」


智くん、その言い回しは…



智「相葉ちゃんがお祝いしよう、って?」



…聞きました。



潤「カズが無事ロストバージン出来たお祝いなら、俺も行っていい?」


智「いいに決まってんじゃん!?」



隣のカズを見ると、真っ赤になって俯いてた。



智「ね?カズくんも来る、よね?」


和「翔さん…櫻井先輩が行くんなら…」



真っ赤になりながら返すカズ。



潤「あれ?カズ、先輩のこと『翔さん』って呼んでなかったっけ?」


和「え?だって、先輩だし。それに、先輩がそう呼んでほしい、って?」


智「ふーん…」



智くんは何か言いたげに笑った。

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