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智side


「早速、今日、セッティングしていい？」


翔「お、俺はいいけど…」



ちらと隣のカズくんを見る翔ちゃん。



和「お、俺も、平気、です。」


「じゃ、決まりだ♪」


教室に戻ろうと、先になって歩いてゆくカズくんをこっそり呼び止める。



「色々教えてあげるね？」


和「えっ///!?」



途端に真っ赤になるカズくん。



智「カズくん、てば、可愛い〜♪」



思わずカズくんを抱き潰してしまった。



潤「お、おい、智、くっつきすぎだろ？」


翔「そっ、そうだよ？」


比較的ガタイのいい２人に引き剥がされそうになるカズくんと僕。



でも、ひらりと２人をかわして、あかんべーをしてやる。



「行こ？」


和「は、はあ…」



カズくんと肩を並べて歩き出す。



「何でも相談してね？翔ちゃんてば、賢そうに見えて鈍感だから。」


和「あ!!それ、分かります!!」


「でしょでしょ？」







結局…



意気投合したカズくんはカラオケの間中ずっと僕の隣にいて、



テーブルを挟んで向かいには、


涙目な翔ちゃんと、外国のマフィアみたいな顔(笑)で睨み付ける潤に終始嫉妬の眼差しで見られてたけど、




楽しかったぁ〜♪



また、行こうね？カズくん？





「先輩なオレと後輩なキミ。(S × N)」 end.