その手で触れて確かめて
第16章 続・honeyすうぃーとな俺たち。(S × M )
「やめて、って言ったのに…。」
満足そうに口元を拭う翔さんを睨み上げた。
翔「よく言うよ。気持ちよさそうにしてたくせに…。」
意地悪く笑う翔さんに、
さっきの、イカされた感覚を思い出しては、
羞恥に染まる顔を隠すように逸らした。
翔「潤…。」
突然降りてくる翔さんの唇。
「んっ…んっ…」
口内に忍び込んできた舌を捕まえ絡め合う。
「せっかく、翔さんのこと、気持ちよくしてあげようと思ったのに…。」
俺の小さな呟きに柔らかく微笑むと、後頭部を撫でながら抱き寄せてくれた。
翔「気持ちは嬉しいけど、お前の誕生日なんだからそんなワケにいかない。」
だからさ、と、ベッドから体を起こすと、
いきなり俺の両足を割り開いてその間に体を割り込ませてきた。
「ちょ…!し、翔さん!?」
翔「俺のこと、気持ちよくしてくれるんだろ?」
と、未だに俺のサキで濡れ光る体液を指先で掬いとって、俺の蕾に塗り始めた。
「あっ…んっ…翔さ……んっ!」
突然襲い来る感覚に驚いた俺の入り口が急速にすぼまって、
陥入された指先一本でさえ食い締めてしまった。
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