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その手で触れて確かめて

第20章 Birthday Present



智「お前、イクの早くね?」


「そ、そんなことない、って?」


潤「智とヤってるときのこと考えてたんじゃない?」


「ちっ……違うから。」


潤「へえ…気持ち良さそうな顔してたからてっきり…」


「だからっ……」



確かに…気持ち良かった………かも。



智「なんだ…やっぱりお前は可愛いな?」



智の熱っぽい目線に体が熱くなった。



潤「……何かムカつく…。」


智「自分で言ったんだろが?」


潤「そうだけど……」



智の言葉に少しだけ気持ちが軽くなる。



心が軽くなったついでに、


体も小綺麗にしたくなった。



「あの…俺、シャワー、浴びたいんだけど?」



すると、何を勘違いしたのか潤がとんでもないことを言い出した。



潤「……バスルームでヤるのも悪くないな?」


「はあ?」



潤は軽々と俺を抱え上げた。



う、嘘だろ?



しかも、姫抱っこで。



「ち…ちょ…」


潤「智も来る?」


智「楽しそうだけど止めとく。」



た、楽しそう、って?



潤「じゃあ、俺ら二人で楽しんでくるね?」


「えっ?あっ?ち、ちょっ…」



こうして俺はバスルームへと強制連行された。



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