その手で触れて確かめて
第20章 Birthday Present
「潤…お前ぇ…」
潤「はいはい。言いたいことはヤりながら聞くから?」
「お前とはヤらねえ、って言ってるだろ!!」
潤「はいはい♪」
「まず、俺を下ろせ!!」
潤「まあまあ、いいからいいから♪」
「良くないっ!!」
潤「うるさいなあ…そんなにうるさいと、親父の前でキスするよ?」
「そんなことしてみろ!!ブッ飛ばしてやるからな!!」
潤の足がぴた、と止まった。
潤「あのさ…一つ、いい?」
「な、何だよ?」
潤「姫抱っこされてる人がしてる人をブッ飛ばす、って…」
「そ、そんなこと関係ないだろ!!」
潤「……じゃなくて、さ、言ってることが可愛すぎるだろ、って話。」
「可愛い…過ぎる…?」
潤「だって、あのヤらしい顔で俺を叱る、ってことでしょ?あ、エロ可愛い、の間違いか?」
「エ…エロ可愛い……」
潤「だとしたら……余計に興奮するよ?」
「こっ…」
か…可愛い…って…
ムチでシバいてやろうか?
そうこうしてるうちにバスルームに着いてしまった。
ちょっと待ってて?と、潤は俺の体を下ろし、バスルームのドアを開けた。
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