その手で触れて確かめて
第20章 Birthday Present
腰の痛みを堪えつつ立ち上がる。
潤「後ろ向きでね?」
覚えてろ?
智は二度、三度とヤる時はたまにゴムを着けないことがある。
そのたびに後処理は必ずしてるから体調を崩したことはない。
でも……
「あっ………」
誰かにやってもらうなんてことは初めてだ。
「んっ…ぁ…あ…」
自分でもない、智でもない。
誰かにナカを掻き回されるのは久しぶりだった。
潤「なに…どうしたの?エロい声だして?」
「ちょ………っ…お前、……あっ…」
立ってるのがやっとだ。
潤の指に触れられてるトコロが変に気持ちよすぎて、
自分が抑えられない。
「じゅ………やめっ…」
潤「ふふっ。欲しくなった?俺のこと?」
首を激しく左右に振った。
潤「体は素直なのに…」
「ああっ!!」
指の角度を少し変えただけなのに、
俺はまた、イッてしまった。
壁に寄り掛かったままぐったりしている俺の体に、熱いシャワーをかけ、吐き出した欲ごときれいに洗い流してくれた。
ホントはこのまま襲いたいとこだけどね?なんて言ってたけど。
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