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――ヤバかった～

マサなる人物になりすまし
港竜会に潜入している
コウスケは
捜査にきたヒカルの
挑発的な服装と行為に
ムラムラとしたケダモノの本性が
湧きだしそうになるのを
必死で制御した。

あの刑事は
3年前に俺の痴漢行為に
マンコから潮を噴きながらも
俺を逮捕直前まで追い詰めた女だ…

まさかの再会だよな………。

あのアオヤマヒカルって女…
マサに成りすましてることに
気づいただろうか？
コウスケは
うっすらと残る鎌田に整形手術をうけた
髪の生え際に残る
目を凝らせばわかる程度の
手術痕を鏡で確認した。

しかし――……
綺麗なピンク色の乳首だったよな…
コウスケは
浮ブラ状態で
シャツの胸元から覗いていた
小さめの乳輪に
ツンとつきだしたヒカルの乳首を
思い出していた。

――……
おっと!!
ヤベエヤベエ!!

俺には
世話になったオヤジに借りをかえすために
今、顔も変えてここにいる。
それに…
俺には美咲がいる。
美咲との未来をオヤジも保証してくれた。

いままで
ろくでもない人生を過ごした俺だけと
美咲とならやり直せる気がする!!

今は
美咲を不幸のどん底に突き落とした
マッハ密売の港竜会のルートを壊すことに
専念しないと!!

コウスケは
港竜会本部から出ていく
ヒカルを窓から眺めていた。