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秘密の関係

第1章 始まりの日

「うんそうだけど、君は?」

「あ、えっと俺は逢坂達也と言います!拓海の友達です!」


「は?お前いつから――」


「え?そうなの?拓海もう友達出来たのか。良かったなぁ!」


何でこうなった?


「いや、それはちが――」


「でもまさか拓海のお兄さんがまさか『あの』生徒会長だとは。」


「?『あの』って何?」


「『成績優秀、顔も良い性格も文句なしの完璧皇子』って呼ばれてるの知りません?一年女子も噂してますよ?」


「知らないなぁ。そんなに誉められると嬉しいね。拓海?どうした?」


俺の兄貴なのに…

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