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履歴

第1章 ヒロシ

「あやーーー遅いよー急がないと始まっちゃうよ(>_<)」

「ごめんごめん!電車のりおくれちゃってー」

高校のときから仲良しだった
なおみと私は 渋谷駅からダッシュでクラブへ

「いやーヒールでダッシュとかまじきついわー」

「まーね うちらもう年だしね(笑」

といってもまだ 短大1年

高校の部活を引退してから

2人で毎週のように渋谷に繰り出していた。


今日はクラブでなにやらイベントがあるらしく 今夜こそは いい男みつけたいから付き合って!というなおみに連れられ

私も少しの期待を寄せながら
イベントに参加した


イベントといっても
DJが流す音楽に合わせただ踊ってるだけのことなんだけど

まーなんでもいい!楽しまなきゃね♪

3〜4杯カクテルを飲んで
ちょっとテンションも上がり気味な時


奴は現れた

「一緒にのまないー?」

長身で顔もなかなか
いかにも女に慣れてるかんじのチャラ男

「いいよーのもーのもー!」

今日のなおみはいつになく積極的だなーと思いながらも

まーいっかwと

この出会いが
悲劇の始まり?だった







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