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第3章 ポチ

「いよいよ学祭のシーズン到来〜!!」

女子大の通学路には

見慣れない男子大学生がビラを配ってる

「みんなで遊びにおいでー」



「ねーねー ビラもらった?」
「もらったもらったー!」

「えーーどうするー?どこの大学いこっかー?」

学食のテラスでは

数枚のビラを回し見して
大盛り上がりの最中だった




「なにそれ?」

午後からの授業だった私は
そんな盛り上がりにすっかり乗り遅れ
カヤのそと。。。


(まーよその大学の学祭って
そんな興味ないしなー)

コンビニで買ってきたサンドイッチを広げ 先に盛り上がってるクラスメイトと合流した私は なんとなくまわりを傍観していた



「あやーーー私 日大の学祭いこうとおもってるんだけど 一緒にいかない?」

クラスの中でわりとイケイケ系のさなが
私にふってきた


「うーーん 日大ねぇー
まーーー暇だしいくかなー」


「えーーーーいいなー私もいくー!」
唐揚げを頬張りながら 親友のちぃが満面の笑みで挙手してきた




数週間後
私とさなとちぃの3人は
日大へと向かった












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