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第3章 ポチ

大学の学祭なんて
無縁だった私たちは
人の多さと賑やかさに圧倒されながら

どこをどう歩いていいのやら
戸惑いながら 校舎へと入っていった


「やぁーこんちわー!
ちょっとよってかないー?」


声をかけてきたのはえらくがたいのいい男たち

「君たちうちの大学の子じゃーなさそうだねー!どこの大学からきたの?」


「M女短大だよ」

こたえたのは さな

「おお!いいね」


…あのお嬢様女子大のMJと完全に間違えてるな……ま いっかw



「オレら アメフトサークルやってんだけど
マネージャー募集中なんだよね!話しだけでもきいてかない?」



まさか
うちら3人がこの先 わざわざよその大学のアメフト部のマネージャーになるなんて


誰も想像すらできなかった

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