笑い、滴り、装い、眠る。
第8章 花梨―唯一の恋―
准「なるほど…よく言うよな?高級娼婦ほどカラダは許しても唇は絶対に許さない、って?」
「へぇ…そうなんだ?」
准「何だ?無意識だったのか?」
「そりゃそうだろ?お金をくれるから、って誰とでも寝てるわけじゃねぇし?」
准「じゃあ……俺はどうだ?」
准一の手が腿の内側に伸びてきてするりと撫でた。
「さあ、どうかな?ヤってみないと分かんないな?」
内腿に入り込んできた手が、さらに奥へと進んできて俺のモノを撫でた。
「ん………っ」
直に触られてるワケでもないのに、何度も何度もやられると俺のモノが芯を持ち始める。
准「何だ?感じてんのか?」
「ちっ…違……」
准「やっぱり直接触らないとダメか。」
ジーンズのファスナーを下ろし、下着の上からだったけど指先だけで触れてきた。
「ちょっ…お前、何して……」
准「脂ギッシュなジィさんたちよりピチピチな俺の方がいい、って教えてやろうと思って?」
「だ、だから、って、お前、場所選べよ?」
准「え?でも、お前のココ、かなりな大きさになってるけど?」
「だから言ってんだろが!!」
それでも、手を止めないで触られ続けた挙げ句……
准「イッちまったか…」
肩で息をする俺を見て、准一はニヤリと笑った。
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