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智「大好き……翔くん。」


「……俺もだよ。」


智「は……ぁっ……」



出ていこうとする俺を離すまいと智くんの全細胞が絡みついてきて、身動きすることさえ一苦労で、



でも、何度が抜き差しを繰り返しているうちに、これが気持ちいいことなんだ、と気づいたのか、俺にしがみついていた。



智「ぁ…ぁ…ぁ…しょ……うく……ん……」



さらに締め付けて狭くなった結合部からは、ぐちゃぐちゃとナカを掻き回す卑猥な音がしていて、



それさえも愛おしく感じられた。



行為中、何度キスしたか、好きだ、と囁いたことか。



後でこの夜のことを振り返ったら二人とも赤くなってるんだろうな？



智「ゃ………あ…ぁ…あ…あ…あ…ぁ」



一時背中に食い込んだ指先の痛みに顔をしかめた。



がそれさえも、それだけ智くんが俺に感じてくれている証拠なんだと、発想の方向を変換できる。



そう、もっと……



智「あああっ!!」



智くんの両足を肩に担ぎ上げ、挿入角度を変えると、智くんは甲高い声を上げた。



智「ぁ……んあ…っ…や…やだぁ…っ…」



智くんはいやいやをするように、俺の胸に顔を埋めてぽろぽろと涙を流した。