笑い、滴り、装い、眠る。
第6章 可愛いあの子は1コ下
潤「いや…入ろうとしたんだけど、相葉さんとニノに止められて。今、リーダーと翔さんがいいところだから、って?」
翔「お、俺と智くんが何やってる、って言うんだよ?」
「…いやあ、バレちゃったかぁ。」
どさくさに紛れて翔くんの肩を抱き寄せた。
潤「今ケンカしてるけど、あの流れだと後で絶対キスするよ、とか、って、ニノが。」
翔「はぁ?」
うんうん、さすがはニノ。よく分かってらっしゃる。
素っ頓狂な声を上げる翔くんの隣でおいらは余裕をこいていた。
翔「あんな険悪な流れでキスなんかするわけ…」
和「してたじゃん?」
ねぇ?と、同意を求めるようにニノは隣の相葉ちゃんを見た。
翔「してない、ってば!」
雅「あ〜!そう言えばあったあった!!」
潤「俺も知ってる。」
怪訝な顔つきで可愛く首を傾げる翔くん。
ヤバいな?チューしたくなってきた。
真剣な顔で唸っている翔くんの体をさらに引き寄せ、
尖らせても噤んでもキュートな唇にキスをした。
しかも、
翔くんが一番嫌がってる、メンバーがガン見する前で。
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