
触感
第2章 母校
「アイザワくん、私結婚したの!3ヶ月前!!ほら!」
左手の薬指を見せつけた。
「アキちゃん。良いねぇ〜人妻ってやつ?そそるねぇ〜ちょっと味見させてよ。」
うわっ…。
見せつけるために突き出した左手を掴まれ、引き寄せられて、耳元で呟かれた。
少し息が耳にかかるたびに声が出そうになるのを必死に唇を噛み、耐えた。
やだやだ。
こんな奴にこんなことされて感じてるなんて絶対バレないようにしないと。
ッ…あ。
追い討ちをかけるように腕の上をヤツの人差し指が下から上へなぞっていく。
ビクッ。
ヤバい今の絶対バレた。
アイザワくんの顔を見ると満足気にニヤついている。
「おーー!どうした?何話してるの??2人とも久しぶりじゃないか!!」
チッ
小さくアイザワくんの舌打ちが聞こえた。
振り向くと、そう。
この顔を私は探していた。
左手の薬指を見せつけた。
「アキちゃん。良いねぇ〜人妻ってやつ?そそるねぇ〜ちょっと味見させてよ。」
うわっ…。
見せつけるために突き出した左手を掴まれ、引き寄せられて、耳元で呟かれた。
少し息が耳にかかるたびに声が出そうになるのを必死に唇を噛み、耐えた。
やだやだ。
こんな奴にこんなことされて感じてるなんて絶対バレないようにしないと。
ッ…あ。
追い討ちをかけるように腕の上をヤツの人差し指が下から上へなぞっていく。
ビクッ。
ヤバい今の絶対バレた。
アイザワくんの顔を見ると満足気にニヤついている。
「おーー!どうした?何話してるの??2人とも久しぶりじゃないか!!」
チッ
小さくアイザワくんの舌打ちが聞こえた。
振り向くと、そう。
この顔を私は探していた。
