テキストサイズ

触感

第3章 洋菓子店

「こんにちは。」




勢いよく扉を開けて転びそうになった。




ふわりと支えてくれたのはもちろんイイダ先生だ。




「あわわわ。ごめんなさい。」




掴まっていた手を離し、乱れた服を直す。




「こんにちは。お待ちしておりましたよ。お久しぶりですね。」




イイダ先生の顔はニヤついている。




それもそのはず。




ノーパンストッキングを指定してきたのはイイダ先生だからだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ