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大型犬との同居~Remake Of Story~

第5章 ~借金取り達の魔の手~

「仕方ない…。
荒っぽい運転は嫌いだけど、本気で行かせてもらうよ」

見せてやるよ……腐男子作家の力ってやつをおおおおおオオオオオッ!!

「この僕の車を、追跡するなんて1万と2千年早いんだよ!」

僕は、車のスピード違反に引っかからない程度に、ギリギリにスピードを上げて横の車線に入り、他の車を追い抜いて行く。

◇車の中2◇

-借金取り1視点-

「なッ!?」

「何で、急に猛スピードに!?」

「まさか、尾行に気づかれた!?」

とにかく、俺も猛スピードで他の車を追い抜かし、あの車を追いかける。

◇505号室・リビング◇

-大喜視点-

「小太郎さん、遅いなぁ…。」

まだ、カーチェイスの最中なのか…?

「俺のせいで、小太郎さんに迷惑を…。」

小太郎さん、どうか無事で居て下さい…。

◇車の中1◇

-小太郎視点-

「ったく、しつこい連中だ!」

遠回りしたけど、少しずつ反対側からマンションに近付いている。

「あそこなら!」

左の路地に入り、少しスピードを落としてゆっくり進む。

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