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大型犬との同居~Remake Of Story~

第5章 ~借金取り達の魔の手~

◇車の中2◇

-借金取り1視点-

「チッ」

奴と同じく、左の路地へ入ろうとした時に運悪く他の車が何代か割り込み、今回の追跡を断念せざる負えなくなった。

「ん?」

あの、方角のマンション…。

「どうした?」

「何か見つけたのか?」

「いや、確証ってわけじゃねえんだが…。」

……なる程な。

もしも、俺の予想が正しければ犬尾大喜を匿ってる、さっきの車の運転手の住処がわかったぞ…。

◇梅田マンション・エレベーターの中◇

-小太郎視点-

「ふぅ、何とか撒けたな…。」

運良く、他の車が何台も割り込んでくれて助かった…。

「大喜君、かなり心配してるだろうから、早く安心させてあげないと」

30分ちょっと、アイツらとカーチェイスをしてたから、途中で連絡する暇もなかったし…。

◇梅田マンション5階・505号室の前◇

僕は、ドアの鍵を開けて中へ入った。

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