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「“フリーセキュリティ株式会社”落ちたよ…」




「――――え？だって…純弥さん直々に誘われてたじゃん？」



――――そう、絶対…採用されるって…思ってた…



「…不採用の連絡が来た――――…正式に。

俺さ、“絶対採用される”って自信があったんだ――――…でもさ、蓋を開けたら“不採用”だろ？動揺したよ…でも、採用されるって保証なんて初めからなかったらんだよ…


なのに…俺は…何故か自信があった…


どうしてだと思う？


赤羽の紹介でここまでこれたから――――…


そう、赤羽のコネを俺も頼りにしていたって…ことなんだよ…」






沈黙が続く――――でも、視線は感じる…



俺の頭に向けられる…視線…



俺は今――――…赤羽に見下されている。