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「いいよねー２人は」

「なんだよ急に」
「どうしたの？」

「わたしは君たちみたいなとりえも無いしさー。ずるいよね。一緒に育ってきたのに何が違うのよ…」

れなはしょぼんと下を向いた。


しょうとたかゆきは困った顔をしながら何やら相談をし始めた。

「…あいつのとりえってなに？」
「…どじでおっちょこちょいなところ～？」
「ばか！たか、そんなの取りえにならねーよ！」
「いや～れなちゃんらしくて可愛いじゃん。」
「可愛いけど、とりえでは無いだろ！」


あのー…まる聞こえです。