大切なともだちの六回忌

やぶさか。さんの作者ニュース

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今年は、六年前のあの日と全く同じ曜日になったね。お久しぶりです。俺です。

去年からお墓参りに行けてなくてごめんなさい。相変わらず屑で卑怯者な俺は君と貴方に合わせる顔すらありません。本当に申し訳ありません。

今年も相変わらず屑で、屑で、屑で屑で生きてる価値すらない人間の形をした屑でした。変われませんでした。

けれど、去年のような誤ちだけは繰り返さない様に努めております。傷付くのはもう、俺だけでいいです。もう誰も傷付けたくない。大切な人を守りたい。

ごめんなさい。

今年は君と貴方のところに一切行けてなくて。もう、現場がどうなってしまっているのかすら分かりません。

出向かないことで前に進もうとしていました。開き直って生きてしまおうとしていました。合わせる顔が、ありませんでした。

あの夜、4年後、去年。本当に本当に。今ですら。

君との出会いも、君との思い出も、君との悲しみも、貴方との悲しみも、貴方との痛みも、あの子との身勝手も。全て全て忘れません。

あの日と同じ日にち、あの日と同じ曜日に、あの日と違う朝を迎えています。

一生忘れません。絶対にもう。

生涯守るべき人に命をかけて誓います。

身勝手な生き方はやめます。生きることを諦めてました。みなさんの分も生かされます。守ります。