萌の記憶の退行が繋げた夜とそこに重なる柊の述懐に胸騒ぎを覚えます
更に柊に手渡された萌の携帯のシーンが不安を増大させるのです
灰谷氏が口をつぐむ今、萌の身に何が起きたのかを記憶する唯一つのもの
柊は見てしまうのか…どきどきするうちに萌の分身のように扱う柊とともに物語は次章へ繋がり、しんとした病室で向き合う美弥子さんと柊
巧みなカメラワークを観るような展開に惹き込まれ、いっそう鼓動は高まるのです
聖戦から罪と罰へ…
救いはどこに…?
真夏に見る雪は胸の中にも降り続けています
更新ありがとうございます!
美弥子さんの言葉が、優しく悲しいです…