
まるでパズルのピースを繋ごうとするかのような和虎
最後のピースが埋まった時浮かび上がる絵は、きっと誰も幸せにはしない…
和虎の思考の筋道が的確すぎて、柊に恨みを持つものの繋がりからいつ由奈の名前が出るかドキドキしながら読んでいました
その和虎をしても口を閉ざしたままの灰谷氏に、萌に傷を曝し癒されたあのひとときが重なります
そして和虎の饒舌、灰谷氏の寡黙、柊の沈黙
三人の対比が鮮やかで一幕ものの芝居を見るような緊張感に満たされるのです
今は萌の無事と巽さんが持ち直すことを祈るばかりですが、巽さんの危篤を灰谷氏に告げる柊に新鮮な驚きを感じました
続けての更新ありがとうございます!