
重くぬめるような闇がはらわれ
空が見える
けれど 降る雨は誰の涙か…
手紙、たった三つの音を発する為に
必死の萌
読みながら喉がカラカラになり、まるで萌になったように喘いでいました
わかって欲しいと願う萌と、わかろうと息を詰める灰谷氏の緊迫感がたまりません
けれど何というタイミングで現れたものでしょう、柊は!
焦燥感を抱え追い付いた柊が二人を見て何を感じるのか
これは次のシーンへの大切な序章かと更なる緊張に再び夜の色が変わるのを感じました
手に汗握るとはまさにこのこと!
更新ありがとうございます
『柊が立っていた』
この最後の一文に萌の絶望が見えるようです

