
恐怖の色は閃光の様な白色かもしれない…
狂気じみた男の行為に一気にその場に引き込まれました
男の豹変に追い付かない萌の混乱
そのズレが生む不穏…
やがて萌の途切れ途切れの独白に血の気がひいてゆく顔が浮かび、車内の閉塞感と相まって萌の呼吸で息をしている自分に気づきます
混乱がおさまるほどにつのる怖れ…
殊更恐怖を煽る表現はないにも関わらず心が青ざめてならないのは、的確で深い心理と行動の描写に尽きるのでしょう
この男は…
ロックしろ、十分で終わるの言葉が招くある予感に震えます
更新ありがとうございます!
託された手紙とは?
渦中にあって父の言葉を思い出す萌の胸中…たまりません