交錯する柊の不安
クライマックスは甦る残像
煽られヒートアップする客席の熱と、焦燥から冷えてゆく柊の胸の内
その相反する描写に息詰まる思いで釘付けになっていました
そして熱狂の人波を分けてランウェイに降り立った神さながらの柊
まさに圧巻!
けれど
『このルックが
俺にとっては今日のラスト』
逸る気持ちから来るものと知りながら、殊更にラストを意識する柊に不安がつのります
黒い影の正体が明かされる時、闇の中の魔が目覚める…
サスペンスのto be continueを思わせる区切りに吐息が洩れました
更新ありがとうございます!
振り向かない萌の背中を思い出す柊の胸の内…Ah