揺れ動く由奈の想いと、時が満ちこの日を迎えたのだと告げる柊の揺るぎない決別の想い
二人の交錯する感情の描写が静かであるだけに胸にしみてきます。
何という美しく切ない別れのシーンであることか!
由奈の綺麗に笑う顔が儚げに浮かび上がります。
どこまでも正直な柊の誠実
涙を流さず受け入れる由奈の諦念
時に少年と少女のように見えた二人の、大人の別れに酔いました。
最初で最後の口づけ、由奈の独白
心から離れません。
禁兄に、しののめさんに出会えた幸せを改めて噛みしめた名シーンでした。
ありがとうございます!