もっと 来て…
言葉は同じでありながら
求めるものが違う二人
柊はすべてを忘れる為に
由奈はすべてを抱きとめる為に
刹那と永遠がぶつかり合う…
与え尽くすほどに
一途な由奈の想いが
柊を憩わせるのは真実
けれど
闇に向かう硝子には
何も映らないことも真実
柊自身の定まらない心が
寧ろ由奈を夢中にさせるのは
皮肉なこと
存在価値と自分に言い聞かせ
まるで初恋の熱に浮かされたように
ひたすら柊だけを見つめる
由奈の愛が切ない
柊の寝顔が洩らした萌の名が
大きく二人の関係を変える予感に胸が騒ついています
更新ありがとうございます
お会いできて嬉しいです!