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シグマが唐突に問いただした。

ベルは恋をしたいと言っていた。

でも、シグマとじゃないと言われた…なのに大好きだと言う。

シグマ的には『は？それは謎解きですか？』と言いたかった訳で

シグマの中では『恋』と『好き』は同じで

好きなら結ばれたいと思う。が回答。

しかし、ベルはシグマをことごとく拒むクセに大好きという。

堂々巡り状態で一生答えは導き出せなそうだった。

シグマはシブい表情で眉間にシワが寄っていた。

ソニアは次になんて言葉が出るか手に取るように分かった。

「面倒くせぇな」

恋の駆け引きのようなまどろっこしいのは苦手な人だ。