テキストサイズ

With the king…

561

sigma⚔

あぁぅ…ああああっ!
ハァハァハァ…くはっ

ミウ、ミウ…

562

シグマはベッドに倒れ込み、全身で呼吸を整える。

ミウはぐったりしていたが、意識は保っていて愛するオトコの肌に触れた。
それに応え優しく包み込むように抱きしめた。

563

miu🐈

シグマ、ごめんなさい…
ずっと怖かった…
アナタの愛情に上手く答えられなくて…
自分がラクな方に逃げてた

アタシ上手くできるかな?
自信ないわ…
いい母親になれそうもないわ

564

sigma⚔

オレもうまく出来てない…

でも、やれる事をやるしかない
ちゃんと自分のことも大切にしろよ。

ミウ、愛してる

565

miu🐈

あぁ…シグマ、アタシも愛しているわ

ごめんなさい…シグマ、ごめんなさい…

566

sigma⚔

ジョウジュしろよ…すこし寝r…

567

シグマは微睡んでスゥッと眠りに落ちた。

ミウは初めて茵(シトネ)でシグマと夜が明けるまで共に過ごした。

愛するオトコに抱きしめられ眠る。
じんわりと熱く心地よい
ミウはシグマの腕の中で溶けた。

568

◆ソニアの厩室
早朝、空が白みかけた頃
シグマはソニアの元に訪れた。

ベッドに潜り込んで、ソニアを背後から抱きしめる。

569

sonia💃

シグマ…何しに来たの!…ビアルネスがいるのよ

570

sigma⚔

オレはこの城の王だ。
いつどこで何をしようと誰にも文句は言わせない。

クリックして次のテキストを表示

/91ページ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ