With the king…
571
シグマはブロンドウェーブの豊かでしなやかな髪に
顔を埋めるようにしながら抱きしめる
大きな手のひらで乳房を包み込み、
鼻を鳴らしてソニアの匂いを吸いこむ
…甘く濃厚なローズの香り
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sigma⚔
ソニア、痩せたな…
オレの所為だな…すまない。
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sonia💃
今回はさすがに堪えたわ…
でも、信じて待ってた…
シグマ、もう私を一人にしないで
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sigma⚔
あぁ、分かってる…
また待たせてしまったな
信じてくれてありがとう。
もう無謀なことはしない
本当だ。約束する
ソニア、愛している
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ソニアは愛するオトコの腕の中に沈んだ。
半年の間、緊張で凝り固まっていた身体が
自由になったような気がした。
強引で、
わがままで、
寂しがりやで、
自由を求めるシグマを
ソニアは心底愛していた。
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日が完全に登った。シグマは食堂へ向かった。
◆食堂
シグマと妾たちは朝と晩は一緒に食事をとる。
今日は、新たにビアルネスと息子のラムダが席についている。
半年ぶりの再開にラムダはソワソワしていた
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皆で食べる食事は、堅苦しくなく各々自由に
食べたいものを食べるスタイル。
シグマは朝から肉や野菜など豪快に食べる。
ラムダはパンを頬張りながらジーッとシグマを凝視している。
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sonia💃
シグマ、ごめんなさいね…
ラムダはアナタと一緒に食事ができて感動してるの。
気になるようなら明日からは別にするけど…
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sigma⚔
いや、大丈夫だ…半年間で大きくなったな
ラムダ、美味いか?
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lambda♠️
うん!どーじょ(どうぞ)
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