テキストサイズ

With the king…

671

sigma⚔

気に入ってくれたなら良かった。
好きに使ってくれ、ほかに欲しい物は
何でも侍女に伝えろ。
出来る限り用意する

672

viernes🐝

うん、分かった…
シグマの優しいところが見つかって安心したよ。

話し方が命令口調でちょっと怖かったから…

673

sigma⚔

・・・・。

674

テラスからバルコニーに出てビアルネスは外の景色を眺めた。

城内を一望できる
青白い景色
所々に松明の橙が揺れている

ビアルネスはワザと戻らなかった
痺れを切らしたシグマは背後から抱きしめ囁いた

675

sigma⚔

夜風はオンナを冷やす
さあ、結ばれよう…ビアルネス

676

viernes🐝

はい、おうさま
ビーちょっと怖いかも

677

シグマはビアルネスと一緒にベッドに
横たわって小さな身体を抱きしめた

冷えた指先を握りしめて温める
シグマが触れるたび緊張して体を硬ばらせる

678

sigma⚔

そんなに緊張するな
…オレが怖いか?
獲って食ったりしない

679

viernes🐝

ううん、シグマは怖くないよ…

でも、オトコの人とこういうコトするの
初めてだから、ドキドキしちゃう…

初めてはすごく痛いって聞いたことあるし

680

sigma⚔

じゃあ、痛くないようにすればいい

クリックして次のテキストを表示

/91ページ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ