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おうさまの金曜日

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sigma

ハァ、ハァ、ハァ…ア、危なかった…生気も吸うのか…

222

シグマはウロの上で横たわるビアルネスを抱きかかえ、芝生の上に倒れ込んだ。カラダ全体で息をして、呼吸を整えている。
ビアルネスを腹の上に横たわらせ、オンナの熱を感じながら…

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sigma

付き合わせて悪かったな…怖かったか?

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viernes

はぁ、はぁ…ううん、最初はビックリしたけど…シグマさんの気持ちよくなってる顔が間近で見れてドキドキだったよ❤️一緒になってるみたいだった

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sigma

オレのイッてる顔…本当か?こりゃ傑作だ!ヘンなオンナだな、ますます気に入った!なぁ〜オレの妾になっちまえよ

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シグマは驚いた様に眼を丸くしてビアルネスを見た。

(これは一緒にイけたという事なのか?)
シグマは少し照れたように微笑む

生まれたままの姿でオトコとオンナ抱きあって少しだけ微睡んだ。

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天の声

ビー…ビー…

ビアルネス!

ビアルネス!

ビアルネース!

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viernes

…ん、ん〜っ…おじさま?

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ビアルネスは微睡みから目覚めた。懐かしい声に名前を呼ばれた気がした…。

傍らにはシグマが目を閉じて眠っている。

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viernes

ねぇ、ねぇ、起きて、声が…声が聞こえたの。あれはきっとおじさまの声だわ。おじさまも迷って来たのかも

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