おうさまの金曜日・窃取篇
141
ビアルネス
もし、ヒマだったら来てあげる…期待しないで待ってれば?
おじさん、ど〜せヒマなんでしょ?
142
シグマ(獅真)
じゃ、来る時はコレで連絡してくれ
143
ビアルネス
ふふっ、オーケー
ちゃんと操作できるかなぁ
144
シグマ(獅真)
ビアルネスが使えるんだ。オレも使えるに決まってる
じゃあな、明るいうちに帰れ
オレは送ってやれない…少し疲れた、寝る。
145
シグマは横になるとすぐに眠りに落ちた。
話し相手がいなくなってしまったので、ビアルネスも渋々帰路についた。
146
◆学校◆
翌朝、ビアルネスは学校に行っていた。
放課後はシグマの所へ行こうと、ワクワクしていた。
すると、スマホにLINEが届いた。
通知を見て、カレだと分かった。
147
カレ
おはよう。ビーたん
放課後、デートしよう。いつもの所で待ってる
148
補足
ビアルネスのカレ情報
・医者志望の頭でっかち男子
・ルックス良好
・デートと称して、校内でフェラさせる
・ペニスは極小
『金曜日のおじさま』3章参照
149
放課後、ビアルネスはいつもの所へ行くと、すでにカレが待っていた。
彼女に気づいたカレはシタリ顔でグッと拳を握りしめて小さくガッツポーズを決めていた。
150
カレ
やっぱり来た!
既読スルーされたから来ないかと一瞬思った。
(賭けは俺の勝ちだぜー)
※いつも悪友と賭け事をして遊んでいるのだ
クリックして次のテキストを表示