おうさまの金曜日・窃取篇
181
シグマ(獅真)
フン！
182
激しく、容赦なく、シグマは喉奥を突き頂点に達した。
ドピュ、ドピュ
ペニスがドクンドクン脈打つ、マダムは止めどなく注ぎ込まれる精で息ができなかった。
苦しくて、嗚咽し、全身が震えた。
183
シグマ(獅真)
ハァ、ハァ、ハァ…くはぁッ！
マダム大丈夫か？手加減する余裕がなかった…すまない。
184
マダムは口唇から飲みくだせなかった精を垂れ流し恍惚とした表情で床にくずおれた。
シグマもベッドにガクンと腰を落とした。案の定、ペニスは上顎で傷ついたらしく表側に血が滲んでいた。
185
マダム
んぐっ…す、素晴らしいわ…こんなの初めて…あぁ…まだ震えが止まらない…ちゃんと味あわせて…
186
そういうと、マダムはペニスにキスをしてチュ〜っと、管に残った精液を吸って味わっていた。
満足そうに微笑み「また来るわ」と言い残し乱れた髪を整え余韻冷めやまぬ様子で病室を出て行った。
187
◆ルネス◆
シグマは射精は出来たのだが、フラストレーションを感じていた。
はだけた診察着を直してベッドに横になった。
眠りに落ちそうになった時、誰かが入って来た
微睡む目を開いて確認すると…
188
看護士(ルネス)
シマさん？面会謝絶の札が出てるけど…
189
シグマ(獅真)
…ビアルネス
190
看護士(ルネス)
ふふっ、そんなに似てる？間違えるほどじゃないでしょ…私はあの子と20も離れてるのよ
クリックして次のテキストを表示
作品トップ
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える