テキストサイズ

~初恋~

第25章 社員旅行~エイ~

~香川~




「覚えてたんだ…」

『忘れるわけないじゃないですか!』


正直俺はそれだけで嬉しかった



『あれからもうすぐ1年ですね。

私、いつか先輩とみんなとショーしたいです。

それまでには支えれるぐらいになりますからね♪』



今朝嫌がるような事をした俺に1年前と同じ事を


笑顔で行ってくれた


「ありがとう…平岡ちゃん」ニコッ



『あーやっとちゃんと笑ってくれた♪』


「え?」


『さっきから先輩笑っててもなんか元気ないような…考え事してる感じだったから…』



それは俺が

平岡ちゃんの事を考えてたから




『けどよかったです♪』


平岡ちゃんはそう言って笑った



「あ゛~!!!」



俺が叫ぶと平岡ちゃんはびっくりした顔をして


『ど…どうしたんです?!!』


俺をのぞきこんだ


ストーリーメニュー

TOPTOPへ