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心太くんが行ってから１５分…那奈はベンチに座って待っていた


まだかなぁ…？




「お待たせ！」


少し息をきらして帰ってきた心太くんの手には小さい紙袋が…


「これ…プレゼント！」


『えっ…//』



心太くんは紙袋から小さい箱を取り出して箱を開けて那奈に見せた


『これ…さっきの///』


さっき那奈が見ていた指輪だった



心太くんは指輪を取って那奈の左手を持った



「いつかもっといいヤツ渡すから…それまでコレつけててくれる？///」



少し赤くなりながらそう言った


『うん！うれしい…///』



左手薬指に指輪をはめた


「よし！ピッタリ♪」


『ほんとだ！！すごい///なんで？？』



「まぁ何となく？」笑っ！



何となくで指のサイズ分かるとか…何者？


『ありがとう//大切にするね♪///』



「おぅ//」



那奈は左手をみてニヤけた


『ふふふ///』



『…あっ！心太くんにプレゼント買ってない…』



「あっ…じゃあアレがいいんだけど」


と言って指さしたのは時計屋さんだった