~初恋~
第70章 過ち
雄太くんは那奈をみて悲しい顔をして
「俺…俺…」
雄太くんの手が震えてるそれに涙目だ
「那奈姉…ご、ごめん…」
そう言って雄太くんは家を出ていった
『雄太くん…!!!』
追いかけようとした那奈を心太くんは止めた
「ほっとけ。頭冷やさせねぇと…」
ギュッと那奈を抱きしめた
「ごめんな、怖い思いさせて…やっぱり行かなきゃよかったんだ…スゲー嫌な予感したから帰ってきて正解だった…」
弱々しい声で言う心太くん
『ありがとう…ごめんね…那奈…那奈…』
「言わなくていいから…大丈夫。」
那奈の涙を拭いてくれて落ち着くまで抱きしめてくれた
心太くんは内容は聞いてこなかった
だけど全身にまたたくさんの赤い印を付けてくれた
『俺の印』
そうはにかんでくれた
うれしかった
ありがとう心太くん