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ひねくれショタと変態大学生の平和的日常

第1章 大学生がやって来た。

途端、皆一斉に廊下へ行こうと動き出した。

あんな奴の一言だけで皆動き出すなんて、ご苦労様ですとしか言いようがないな。

「よし! 皆、行くぞ!」
うわっ、また幹崎だよ。

朝会なんてもの、サボる気満々の俺は屋上に行く途中だ。

「おい! 草風がいないぞ? 皆、知らないか?」

「えっ! 慎君が? どこー?」
クラスの女子達だ。

「何で、草風ばっかり」「全くだよ」
お前ら丸聞こえだからな。

「いつものことだ。草風君のことは先生に任せるとして、早く体育館に行こう」

再びクラスの奴等が、動き出した。今日だけは、ナイスだ幹崎!

「おーい、草風ーどこいったんだー」

まだ先生、探してんの? 仕事熱心だね。

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