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短編集

第9章 「マンホール」

やれやれ…。

どうしたら助かるだろう?
…あれ?

大切なことを忘れていた。
俺の馬鹿。

俺には携帯電話があるじゃないか!

電話で助けを呼べばいいんじゃないか!

全くもって、しつこいようだが俺の馬鹿。

鞄から携帯電話を取り出す。

誰に頼もうか?

警察は大袈裟だな…友達か…笑われそうだな…いや、そんなこと言ってる場合じゃないな…。

とかなんとか考えていたら、上からもう一人、人が落ちてきた。

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