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メイド喫茶へようこそ

第2章 奏の場合~チョコパフェ~

「おかえりなさいませ、ご主人様っ♡」
「……奏ちゃ~ん!奏ちゃんに会いたくて今日も来ちゃったよ!」



このお客様は常連の片倉さん。

年齢は…いくつなんだろ。多分実際は若いんだろうけど、老けて年齢不詳なタイプ。

週に4~5日は来てくれて、必ず私を指名してくれるんだ。



「ご主人様、今日は何にしますか?」
「そういえば……これ……」



片倉さんがお財布から取り出したのは、うちのポイントカード。



「ポイントいっぱいになったんだけど…これ、使えるかな?」



片倉さん、もう息荒くなってるよ~!



「もちろんです♡
じゃあVIPルームにご案内しますね」



私は片倉さんと腕を組み、VIPルームへ案内した。

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